2017年06月11日

エリザベスカラー

先日去勢手術に来て頂いたとってもかわいくて甘えん坊のフレンチブルドッグのアウディちゃん。

image1.JPG




首の周りに緑の唐草模様のクッションが付いてるのわかりますか?

実はこれもエリザベスカラーなんです。


image2.JPG




うしろ姿。。。

そもそもエリザベスカラーとは何か??
エリザベスカラーとは手術や怪我、皮膚病の時に動物が舐めたり噛んだりしないようにつけるかさのことです。昔のヨーロッパの女王さまの襟に似てますよね。

この下の子(動物看護師和田さんのお家のさくらちゃんです)が付けてるのがうちの病院で使っているプラスチックタイプです。

image4.JPG




これは安くて軽いのがいい所なんですが大きくて周りにバシバシ当たって邪魔になるのが困ってしまいます…
でも防御効果は確実です。
アウディちゃんのクッションタイプのカラーだと周りに当たらなくていいですね。手術のために事前に用意されていました。今では枕にして寝ているそうです。

この子はアウディちゃんのお友達のバロンちゃん。



image5.JPG




これはプラスチック製と同じ形で材質が布でできているものです。

image6.JPG





柔らかいので当たってもあまり気にならないですね。よく見るとライオンさんになってます。かわいぃ…。

他にも今は患部を上手く覆えるお洋服タイプもあります。



image7.JPG




病院ではお洋服も簡易的なものを使っていますが市販にはもっとしっかりとした男の子にも対応できるものが売っています。これだと首周りのわずらわしさがないですがサイズの確認が必要なのとカラーよりも少し価格がお高めのようです。

病院では基本的に簡単なお洋服とプラスチックのカラーを用意しています。

市販品では色んなタイプのカラーがありますので特徴と用途に合わせて検討されてみて下さいU^ェ^UU・x・U




by.獣医師 坂本
posted by tokuchan at 00:25| Comment(0) | 医療日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

食中毒について

今回はカンピロバクターによる食中毒についてのお話です。
カンピロバクターは細菌の一種で、普段は動物の腸内や環境中に生息しています。国内のカンピロバクター食中毒の発生数は多く、昨年度はノロウイルスに次いで第2位でした。例年6月が発生のピークとなっており、本年度も今月の発生が多くなると予想されます。
カンピロバクター食中毒の原因食で最も一般的なものは鶏肉で、汚染された未処理の食べ物を摂取すると、およそ2~5日後に下痢などの症状が起こります。
カンピロバクター食中毒の第一の予防は完全に加熱することです。また、生肉でサラダなどを汚染しないことも重要です。ちなみに鶏卵からカンピロバクターが分離されることはなく、カンピロバクター食中毒の原因とはならないようです。


2018060901.jpg




By 獣医師 本田
posted by tokuchan at 00:14| Comment(0) | 医療日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月31日

今回は心臓の話をします。

心臓の機能が完全でなく、臨床症状が出ていると心不全といいますが、高齢の犬
猫では非常に多く見かけます。
高齢になればなるほど割合は増えていくので、年をとってくると定期的に診察す
ることが重要になってきます。


犬はだいたいのものは聴診器で心音を聞かせてもらうと、ある程度の心臓の状態
がわかることが多いです。
もちろんきちんとした所は、心臓のエコー等で心臓の動き、血液の流れ等を見な
いと評価できないので、心不全になったら定期的にエコー等をみることは重要で
す。
また、だいぶ長いことお薬だけ取りに来られる方も多いですが、心臓はだんだん
悪くなってくるため、やっぱり時々は診察し、検査をうけた方がいいと思います。


猫はちょっと犬とは違うところがあって、聴診だけでは難しいこともよくありま
す。心不全でも雑音がなかったり、逆に心臓が悪くなくも雑音があることも時に
あるからです。心臓のエコーをすると正しい評価はできる点は変わりません。


心臓が悪くて起こる病態に肺水腫というのがあります。心臓の働きが悪くなって
血液の循環が良くないと肺に液体が貯留します。
原因としては犬では僧帽弁閉鎖不全、拡張型心筋症、猫では肥大型、拘束型、拡
張型等の心筋症が多いです。

肺水腫は溺れているような状態で、呼吸がうまくできず頻呼吸になります。暑く
もなく、興奮してもいないのに明らかにハアハアと呼吸が速いときは心配な状態
かもしれません。
口をあけた呼吸や首を伸ばしたような呼吸をしたり、舌の色が蒼白になったりす
ることもあります。

そういった時は無理なストレスをかけると呼吸停止するリスクもあるため、場合
によっては検査もしないで治療を優先させることも多いです。

私たちは心臓が悪い子はとにかく肺水腫にならないようにと気をつけています。


IMG_0764.JPG

肺水腫の写真で真ん中にある心臓の周りが白くしています。肺に液体
が貯留しているからです。


IMG_0766.JPG

治療後で心臓の周りの白くしているもやもやしたものがなくなってい
ます。



by.獣医師  緒方 玲
posted by tokuchan at 14:37| Comment(0) | 医療日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2019年9月27日と28日は、坂本先生と本田先生がセミナーのためお休みになります。
院長のみでの診療になりますので混み合うと思います。ご迷惑をお掛けします。