2018年04月03日

毛虫の話

桜も散りはじめ、緑が鮮やかな季節となりました。この時期増え始める毛虫ついての話です。毛虫は身近な害虫の代表ともいえる存在で、その毛は不快感をもたらすだけでなく、人を刺して皮膚炎などを引き起こします。しかし、すべての毛虫が人を刺す訳ではなく、刺す毛虫は全体の2%ほどとされています。
刺されないことが重要ですが、刺された場合の対処方法も確認しておきます。
①水道水で擦らず10分ほど流す。(刺さっていない毛、深く刺さっていない毛を取り除く)
②ガムテープなどを軽く張り、引きはがす。これを何度か繰り返す。(テープは毎回取り替え)
③ピンセットなどで刺さった毛を取り除き、抗ヒスタミン軟膏があれば塗る。
④皮膚科を受診する。
アウトドア活動の際には特にお気を付けください。


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by.獣医師 本田
posted by tokuchan at 15:41| Comment(0) | 医療日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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