2015年10月04日

動物愛護フェスティバル

9月23日(秋分の日) 例年通り、動物愛護フェスティバルが開催され、その中で、今年も
多数の長寿犬・猫が表彰されました。 長寿犬・猫の表彰は、熊本市獣医師会の主催で
毎年とり行われており、その対象は15歳以上のワンちゃん、ネコちゃんです。(17歳以上
のワンちゃんは、特別表彰となります。) 表彰を希望される飼い主さんが、かかりつけの
動物病院を通して獣医師会に申請すると、(本年度の場合、申請枠は各病院5件まで)
後程、愛護フェスティバルへの招待状が届き、そこで表彰されます。表彰式の参加を希望
されない方には、後日表彰状が送られることになっています。

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実は、当院にも19歳になる猫がいます。今年19歳になったうちの息子が生まれた年の
12月に、私が昔の病院の階段の下で保護した猫なのですが、その時に1歳になるか
ならないかの成猫だったので、もしかしたらもう既に20歳を超えているかもしれません。
すぐにどこかへ行ってしまうだろうと、最初のうちは無視したのですが、まる2日そこにいた
ので、仕方なく保護し、名前を宝作(ほうさく)と名付けました。
宝(ほう)ちゃんは、ちょっと変わった猫で、ケージの中にいないと安心できない、たまに
広いところに出されると、まるでパニック障害のように暴れます。(抱っこしてれば
静かなのですが)単に、怖がりとかいう言葉では片づけられない猫で、私が初めて、
「ネコにも心の病があるのかもしれない」と思った猫です。何度が自宅で飼おうとしましたが、
うまくいかず、その生涯の殆どをケージの中で過ごしています。でも、スタッフのお姉ちゃん
たちに、しょっちゅう声をかけられ、可愛がられ、本人は結構幸せそうです。

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表彰状が届いてびっくりしました。こんなに立派なものだとは思っていなかったので。
そしてその文言を読んで、目が熱くなってしまいました。

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本当にこの言葉の通りです。 今まで私たちを癒してきてくれてありがとう。そして、スタッフ
みんなで、敬意をもって言います。「宝(ほう)ちゃん、もっともっと長生きしてね」

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昔は、めっちゃイケメンだったんだぞぉ~

by.ともだ奥
posted by tokuchan at 23:20| Comment(0) | 動物看護士(スタッフ)の日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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