2014年02月25日

胆管閉塞

少し前のことになりますが、胆石が胆管につまった犬が来ました。
ぐったりしており、状態が悪く、危険だと思われました。
また、心雑音があり、心臓も良くないように思われました。
血液検査とエコーから胆石による胆管閉塞と診断しました。

しかし、手術に耐えられるかもわからないし、高齢なので術後の経過も良くないかもしれない。ただ、手術しないと亡くなるだろうと思うと、とてもつらい選択の話をしました。


結果としては緊急で手術をさせてもらい、運よくと言いますか、とても食欲も出て、元気になり、怒る元気まであふれて帰っていきました。



手術中の写真ですが、胆嚢は膨れ上がっており、破裂しかけていました。


2014022501.jpg



胆嚢の中にあるもっとも大きい胆石を取り出しているところです。


2014022502.jpg


厄介だったのは、胆嚢から十二指腸へと開口する胆管に詰まっていた二つの別の胆石でした。
どうやって取り出すか、取り出せるかと院長と話しながら、手術していました。
結果的に胆嚢に戻してから取り出したのですが、反省点が残りました。
いったいどれくらいの大きさの胆石なら十二指腸から取り出すべきで、どれくらいなら胆嚢からなのだろうという判断基準を知らないという反省です。
機会があれば専門家に聞いてみたいと思います。



取り出した胆石です。

2014022503.jpg



閉塞するととても危険な状態になるので、できれば健康診断して、早めに見つけるのがよいでしょう。リスクが高いようなら予防的に手術するのが最も良いのかもしれません。

by.獣医師 緒方
posted by tokuchan at 09:23| Comment(0) | 医療日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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