最近、なぜか異物を食べてくる子が多く、話的にはかぶってしまいますが、先日、生後約半年くらいのフレンチブルドッグの子が単4電池を食べたということで来院されました。
電池は人の赤ちゃんでも誤食することがあるらしいのですが、長くお腹の中にとどまると胃や腸の粘膜をひどく炎症起こさせることがあるので、危険なケースもあります。
レントゲン撮影をして、開腹手術をしたところ、腸の中にとどまっていたため腸をきり電池を取り出しました。レントゲンがおもしろいくらいにきれいに電池です。
エネループでしたが、さすがにもう充電は無理かな・・・。なぜかついでに消しゴムみたいなものも一緒に確保してきました。電極に両端は真っ黒に変色してたので早めに手術でよかったかもしれません。
とっても元気な子で、すっごいかわいいんですが、またなんか食べそうで心配です。
入院中も点滴の管かじったり、落ちてるものに興味もったり。怖い怖い。
みなさんもお腹減っても変なものは食べないように我慢してくださいね。
by.獣医師 道祖利幸