先日来られてびっくりしました。なんと小さなぬいぐるみにまち針をさして、印をつけてあるのです。しかも大きめの水腫に青で小さいものには赤色の針です。
私は以前こんな患者さんに出会った事があります。男子大学生です。彼は彼女のウサギを連れてきてカゴごと診察台の上に置きました。
ウサギは恐がりで抱いたとき跳ねて背骨が折れてしまう事もある動物です。
ですが、看護師は慎重にカゴから出し診察を始めようとすると、その出し方は何だ!と怒り出したのです。。私は今のウサギの扱い方は丁寧で上手でしたよというと、子供を扱うようにしろ!というのです。
ウサギと子供は、おなじようにはいきませんよ。ではあなたが抱いてください。と言うと、自分は抱く事すら触る事すらできないのです。
私は。「他罰性無努力症」という言葉を思い出しました。
困難な事に出会うと自分は何も努力しないで周りのせいにする人のことを言うのです。何事も他人への批判、難癖、あるいは傍観は簡単です。肝心なのは「では、どうするか」を考え行動する事ではないでしょうか。ぬいぐるみにまち針をさして来て下さった矢野さん。本当にすばらしいアイディアと思いました。
現在7頭のダックスと猫1匹がいます。かわいい動物と心豊かに暮らしておられる矢野さん少しでもお手伝いが出来ればいいなあと思っています。
by.院長
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