2011年02月28日

腫瘍

腫瘍は体のあらゆるところに発生します。
皮膚、口腔内、乳腺、肛門周辺、リンパ節などの腫瘍は、日頃身体検査中によく見るものです。

また内臓の腫瘍は、脾臓、肝臓、消化管に多くみられそしてこれらの器官の腫瘍は、全く気付かれないまま進行していることがよくあります最初のサインは通常、体重減少、腹部の膨留、嘔吐、下痢などです。

先日犬の脾臓に、大きな腫瘍が出来ていたので紹介します。

その子は♂のダルメシアン、12歳で亮太君と言います。

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体重20kgで、元気食欲がなく痩せてきたというので来院されました。血液検査では貧血がひどくエコーで診ると、なんと子供の頭程の腫瘍がありました。さっそく精密検査を実施し、その後輸血しながらの摘出手術にとりかかりました。腫瘍は大綱(お腹の中をおおう膜)のゆ着がひどく、結構手間取りましたが、1時間ほどでなんとか無事手術も終わり、今は、とても元気です。
(取り出した腫瘍はなんと1.6kgもありました。)

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ただ基底細胞腫という悪性腫瘍であったこと、リンパ節への転移があったことから抗がん剤の内服と3週間に1回の注射を使っています。

とっても可愛いがっておられた、飼い主の娘さんは、仕事でアメリカにおられ、毎日亮太君の無事を祈っておられるようです。。このままなんとか元気で過ごしてくれることを願っています。


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by.院長
posted by tokuchan at 08:32| Comment(0) | 医療日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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