人間でも人間ドックとしてある程度高齢になると自覚症状の有無に関係なく、身体各部位の検査を受けて普段気付きにくい疾患や臓器の異常などのチェックをしていますが、動物は更に訴えることもなく、症状が重くなってから病気が分かることもおおいため、早めの定期的な健康診断はペットに長生きしてもらうのによいことかもしれません。
検査はあらかじめ予約の上、前日の夕食後から絶食して貰って朝ペットを連れてきていただくと、その日のうちに全て検査をして、結果と共に夕方お返しいたします。
肝機能障害、高コレステロール、腎・膀胱疾患、高中性脂肪、心臓機能障害などは異常が見つかりやすい項目です。
具体的に
ワンニャンドッグ ¥18.000~20.000
※血液検査 白血球 赤血球 電解質
肝臓系項目(GPT,GOT,ACP,GGT)
腎臓系項目(CRE,BUN)
コレステロール,Ca,蛋白,中性脂肪
※レントゲン 「胸部・腹部」
※エコー 「心臓・腹部」
※心電図
※尿検査
健康診断は症状がないときに受けるので、受けることに注意が向いてしまいがちですが、大切なのはその結果をどう活用するかです。検査結果を放置しては、せっかく受けた意味がありません。しかしその一方で検査結果に必要以上に悩んでしまうことも少し問題です。
健康診断は病気の早期発見を主眼としている以上、少しでも気になった異常は、念のために記載しますし、場合によっては経過をおいて再検査という指示をだすこともあります。
by.Dr緒方
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