2010年04月24日

甲状腺機能低下症経過報告

今回は甲状腺機能低下症の症例の経過報告をさせていただきます。
症例の子は、今年2月に、毛が薄い・発作・低体温・高コレステロール・軽度の貧血などから甲状腺機能低下症を疑い、ホルモン測定により甲状腺機能低下症の診断をしました。(※詳細は以前のブログ参照)
甲状腺ホルモンの投与を行ったところ発作は激減したのですが、その他の症状が改善するかどうかも課題でした。

そんな中3/5に再診にいらっしゃったのですが、主訴は何と「脱毛がひどくなった・・・」。
診察してみると、確かに初診時よりも薄くなっています。(初診時の写真はありません。すみません。)

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しかし、発作・甲状腺ホルモン・コレステロール・体温など他の症状は改善していたため、このまま治療は継続することに。

3/15の再診時の写真です。

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正直、はじめ見たときはびっくりしました。
フケというよりも、日焼けの後のように皮一枚がはがれてきていて、一見すると悪化したようにも見えました。
しかし、よくみるとその下から新しい毛が少し生えてきています。
そこで、治療により皮膚のターンオーバーが改善してきた兆候と判断し治療は継続。

そして、先日4/9に再診にいらっしゃったときの写真です。

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太ももの脱毛はまだ少し残り腹部のフケも多いのですが、背中の脱毛は改善し艶々のきれいな毛が生えてきています!
皮膚に関しては、治療開始してしばらくは一見すると悪化したような時期もあり少々戸惑いましたが、ようやく改善が認められ一安心です。
甲状腺関係のホルモン測定の結果では、今後投与量の微調整が必要になってくる可能性もありますが、症状の改善が認められているため今のところ治療は継続しています。

by.Dr福井
posted by tokuchan at 08:18| Comment(0) | 医療日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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