毎年ニュースで騒がれる高病原性鳥インフルエンザですが、今年は国内の野鳥等での発生報告が過去最多となっています。鳥インフルエンザウイルスは発生地域からやってきた渡り鳥によって持ち込まれますが、その後は糞などを介して野鳥やねずみなどの野生動物にうつり、感染が拡大していくといわれています。
死んだ野鳥等を発見した場合、それが必ず鳥インフルエンザに感染しているというわけではありませんが、素手で触らないなどの最低限の対応は必要と考えられます。また手洗いうがいを行うことも重要といえるでしょう。
人のインフルエンザも流行しております。流行シーズンとされる3月までは特に体調管理には注意されてください。
by 獣医師 本田